HōkūleʻaはWayfinding「道を見つける技」とも呼ばれる伝統航海術を用いて航海を続けることで、ハワイ人が失いかけていたハワイ人としての誇り、ハワイ文化への尊敬や感謝、そしてハワイ人としての生き方を取り戻すことに大きく貢献しただけでなく、ポリネシアを越えた太平洋の島々に航海カヌーの建造と航海文化復興の大きなきっかけをもたらしました。

モアナヌイアケアは、ハワイ伝統航海カヌー「ホクレア（Hōkūleʻa）」 が2014 年から2017年にかけて世界18 カ国150 以上の港に寄港し、約75,639kmを巡航したマラマホヌア世界航海の様子を収めた長編ドキュメンタリー映画です。

ポリネシアの伝統航海術を継承し、環境保全や文化伝承を目的に活動するハワイのポリネシア航海協会は、2022年から伝統航海カヌー『ホクレア (Hōkūleʻa)』で世界46カ国をめぐりながら太平洋を一周する環太平洋航海を行い、日本にも寄港する予定です。

伝統航海カヌー『ホクレア (Hōkūleʻa)』とは 1975年に復元された全長19メートルの船体を2つ平行につなげたカタマラン (双胴船)です。