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筆者の専門は教育社会学や社会階層論だが、これらの分野では学習時間をテーマにした先行研究の蓄積がある。社会学の領域では、特に図1の①「教育格差(成績格差や学力格差、教育達成の格差といった教育的アウトカムをめぐる階層間の格差)」の存在が明らかにされてきた。また、教育 ...
共通テストの出願期間も終わり、 2024年度入試 が本格的に始まっています。 2025年度の新課程入試の前年である今回の一般選抜では、現状どのような動向が見られるのでしょうか? 近年の大学入試における一大潮流として注目される 「推薦入試(年内入試)」 の概要とあわせてご紹介していき ...
出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2021」 注1)ここでの学習時間は1日あたりの「宿題の時間」「宿題以外の勉強をする時間」「学習塾の時間」を合計したもの(分)。
ベネッセ教育総合研究所では、0歳6か月~小学3年生の子どもを持つ保護者を対象に、メディアの使用実態と子どものデジタルメディア使用に関する保護者の意識を把握することを目的として、2025年3月に調査を実施しました。速報版は2025年9月頃に掲載の予定です。
子どもたちの時間の使い方や意識について、その現状および2008年に実施した第1回調査からの5年間の変化をとらえて、生活や学習における課題を明らかにすることを目的としています。 ベネッセ教育総合研究所では、社会 ...
A ・机の上やすぐ近くにスマホやタブレット、マンガなどが置いてある ・家族の話し声や生活音が気になる ・机や椅子の高さ、部屋の温度などが快適ではない B ・勉強を始める際、何から手を付けていいかわからない ・どこまで勉強を進めるべきかわからず、めんどくさくなってしまう C ...
ベネッセ教育総合研究所は、2011年から5年間OECDと社会情動的スキルに関する共同研究を行いました。社会情動的スキルの重要性は、研究者や教育関係者のには浸透していますが、保護者にはまだ知られていません。そこで、当研究所の高岡純子主席研究員が、改めて社会情動的スキルについて ...
本調査は、高校生の英語学習に関する意識と実態を明らかにすることを目的に、全国の高校1年生971名を対象に2019年3月~4月上旬に実施しました。対象となる生徒が、小6・中1・中3・高1の4時点で行った調査でもあり、一部の回答者については継続調査として変化をみることもできます。
【特集27】新学習指導要領で求められる「言語能力」の育成とは ~言葉を通して思考力を育む~ ...
修学旅行が変化しています。ベネッセコーポレーションが保護者に行ったアンケート(※1)では「体験学習が増えた」といった声が多数聞かれたほか、「事前学習がある」「民泊があり驚いた」などの意見も。保護者世代 ...
大きさが変わらないものに対し「大きく見える」「小さく見える」と言い始める 目がチカチカする、物の形がゆがんで見える、目の前が暗くなる、そのほか頭痛などの前兆も伴う「不思議の国のアリス症候群」。先に触れたとおり、多くの子どもたちが口をそろえて言うのは、「ものが大きく ...
中2生と高1生は、1年前よりも学習時間を減らす子どもが5~6割いる。 学習時間の平均は、小1生から中1生まで堅調に増加するものの、中1生から中2生にかけて8分減少する。同様に、中3生から高1生にかけては31分減少する。【図1】 1.中2生と高1生は、1年前よりも学習時間を減らす子どもが5~6割 ...