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兵庫医科大学は7月14日、分院である「ささやま医療センター」(兵庫県丹波篠山市、94床)などについて、丹波篠山市内で「にしき記念病院」(48床)を運営する医療法人社団みどり会へ経営譲渡する方向で協議を進めることを発表した。ささやま医療センターは赤字が常態化しており、4月に外来診療科を縮小していた(『兵庫医大ささやま医療センター、6診療科を4月から廃止』を参照)。兵庫医大と市は、7月13日に期限を迎 ...
広島大学医学部に入学後、気合と根性のヨット部に熱を入れた6年間を経て、卒後の進路として木内先生が選んだ診療科は? やはり、医師の父から影響を受けた要素が大きかったそうです。各医学部OBをインタビューでつなぐ本企画、広島大学リレー・木内良明先生編の第2回は医学部卒業後のお話です。名門・イェール大学への留学の話も合わせてうかがいました。
2012年の施行以来、13年ぶりに実質的な見直しが行われた「飲食・食事等の提供に関するルール」。これまで公務員たる医師ら(医師、歯科医師、薬剤師、看護師など)と民間の医療担当者で異なった扱いになっていたのを公務員倫理規程に準ずる形で可能な限り統一したほか、「食事(アルコールなし)3000円」「飲食(アルコールあり)2万円」というシンプルかつ明確な基準を設けました(前回記事参照)。今回はこれまでとの ...
自身の過酷な勤務体験から生まれた小説『受け手のいない祈り』(新潮社)が話題となっている医師で小説家の朝比奈秋氏。2025年5月末にNHKで放送されたETV特集「“断らない病院”のリアル」を見て、かつての当事者として思ったことを特別にご寄稿いただきました(全3回の1回目)。
医療機関が医療療養病床から介護保険施設等に転換する場合、整備費用を補助する「病床転換助成事業」について、今年度末の期限を前に、延長の是非が議論されている。m3.com医師会員に、この事業について聞いたところ、開業医・勤務医ともに「延長すべきだ」が「廃止すべきだ」をわずかに上回る結果となった。また、医療機関の病床を介護医療院などに転換する動きそのものについても、「進めるべきだ」が過半数を占めた。
今回は医師の先生がたからお寄せいただいた子育てエピソードを漫画化してご紹介する本シリーズ。筋トレブームが定着し、医師の先生方も筋トレに勤しむ方が増えているようです。お子さんにも筋トレのすばらしさを分かってほしいようですが… ...
感染症のスペシャリストになるべく、聖路加国際病院で名医の元学んできた横田恭子先生。それから香川大学へ戻るまでにはどのような経緯があったのでしょうか。大学別リレー、香川大学のお1人目としての連載全4回シリーズの第3回は、イギリスへの留学や、悩んだ末に決めた母校への帰還、その後の闘いの日々などについて伺います。
参院選が公示され、各地で論戦が繰り広げられる中、現役世代の負担軽減などの観点から医療関係の施策にも注目が集まっている。今回のm3.com医師調査では、医療費削減の文脈で議論されることの多い「後期高齢者の窓口負担」など4項目について医師会員の声を聞いた。後期高齢者の窓口負担については、20~30歳代の若手医師の79.4%が「3割を基本とすべき」と答えた一方、60代以上は「現状維持すべき」が最多となっ ...
2024年4月から始まった、医師への時間外労働時間の罰則付き上限規制。36協定の締結を条件に医師は年960時間以内となるが、特例として年1860時間まで勤務させることができる「特例水準」が設けられ、制度スタート時点で全国の443病院が指定を受けた。それ以降の1年間で29病院が新規に指定を受けたが、逆に指定の取り下げを申請して認められた病院が一つだけある。セコメディック病院(千葉県船橋市)の星誠一郎 ...
DMATとの出合いによって災害医療に従事、救急医としての幅を広げた上村先生は、米国留学への憧れから「研究」の新境地を拓いていきました。その後、願望が叶って米国に渡った先生は、次のキャリアへとつながる意外な学びを得ることになります。各医学部の卒業生をリレーでインタビューする本企画、札幌医科大学・上村修二先生編の第3回は、現在の「病院管理学」の扉を開いていったお話です。
m3.com Doctors LIFESTYLEでおこなった、医師の皆さまの「家族のコミュニケーションにまつわるお悩みアンケート」の回答結果をもとに、『子どもにキレちゃう夫をなんとかしたい!』の著者・水谷さるころさんが夫婦間や親子間で実践中のルールや、夫婦間、親子間の研究データをもとに漫画で解説。今回は医師のみなさまの「PTA」にまつわるアンケートをもとに、さるころさんの家庭の場合をご紹介します。
茨城県は2025年2月、水戸医療圏の6病院の再編を進め、その第一歩として県立中央病院、県立こども病院を統合し、10年以内に開院すると発表した。病院再編の意義や経緯について、データや関係者へのインタビューから紐解いていく。Vol.1では推計人口や6病院の資料などから水戸医療圏が置かれている状況を解説する。