资讯

7月16日の中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所特任教授)で議論となった「外来(その1)」のうち、オンライン診療に関して算定回数が医療機関所在地ベースで大半が東京都に集中する一方、患者住所地ベースでも東京都が最多ではあるものの全国に分布していることについて「時間・距離要件や、オンライン診療実施の患者割合の上限を廃止したことによる弊害が現れてきていると感じる」と指摘、利便性のみではなく安全 ...
中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所特任教授)は7月16日、2026年度診療報酬改定に向けた各論の議論を開始した。この日は外来をテーマとし、要支援・要介護高齢者の外来診療に関する需要増加や「かかりつけ医機能報告制度」への対応、生活習慣病対策、特定機能病院の逆紹介推進、オンライン診療の適切な推進について意見を交わした。かかりつけ医機能の診療報酬上の評価を巡り、早くも診療側と支払側で意見が対 ...
中医協・費用対効果評価専門部会(飯塚敏晃・東京大学大学院経済学研究科教授)で7月16日、費用対効果評価専門組織は今後の検討方針について提示した。おおむね支持されたが、レケンビ点滴静注(一般名:レカネマブ)などにおいて、介護費用を反映した価格調整を既定路線とすることをけん制する意見が相次いだ。「費用対効果評価の結果を臨床現場でも積極的に参照してもらいたい」との声も挙がった。
そうですね。僕が目指す組織づくりは「一揆的集団組織」です。一揆とは、もともと中国の言葉で「揆(みち)をひとつにする」という意味。江戸時代になり、「一揆」が徒党、騒動などに置き換えられましたが、本来は一味同心した者たちによる自発的な行動です。僕が考える一揆的集団組織とは、上のグループの人たちに問題があれば下のグループの人たちが自由にそれを指摘できる、自由闊達な組織形態です。
Googleマップ上のクチコミに書かれた自院に対するネガティブな評価を見て、心が折れそうになったことのある先生は少なくないかもしれません。見なかったことに……と思うかもしれませんが、医療機関の集患対策に詳しいコンサルタントの本原勇輔さんは、「クチコミには絶対に返信したほうがいい」と言います。それはなぜでしょうか——。
「24時間365日断らない」を掲げ、2015年7月に誕生した兵庫県立尼崎総合医療センター(730床、兵庫県尼崎市)が開院から10年を迎えた。年1万3000台の救急車を受け入れ、手術は年1万4000件に上り、地域を支える基幹病院としての歩みを進めている。一方、近年の経営悪化や周囲の民間病院との共存など、課題も少なくない。4月に就任した大嶋勇成院長に地域への思いや経営改善策を聞いた(2025年6月27 ...
救急医から離島医療、家庭医療や訪問診療を経験したあと地元で開業。そこには、地域で愛された歯科医師だった父の“夢”を継ぎ、開業医として地元を支えたいという一貫した想いがあったそうです。各大学のOBをインタビューでつなぐ本企画、川崎医科大学リレーの5人目は、岡山県総社市「あさのクリニック」の浅野直院長です。まずはハンドボールに情熱を燃やした学生時代のお話からうかがいます。
きめ細かい教育で、医学生にふさわしい実力を高校からつけていく川崎医科大学附属高校。開校以来の川崎医科大学への進学率は90.3%、他大学を含む医学部進学率は94.3%。そして2025年度入試では川崎医科大学への合格率は100%となりました。医師になりたければ、この高校に入学するのが一番確実!?  実際どのような入試のシステムなのかを教えていただきました。
当連載では、「お金のトラブル」をテーマに医師の先生方にアンケート調査を実施。前回記事では「お金のトラブルに遭遇しないように日頃から行っていること」にまつわる調査データをご紹介しました。続くvol.4ではご自身の「マネーリテラシーの有無」についてお聞きした調査結果をご紹介します。
物価高騰が続いており、「今年の夏休みは節約を意識しなきゃ…」とお考えの先生いらっしゃるのではないでしょうか? そこで今回は、物価高騰対策として、今すぐできる家計の節約術や、ふるさと納税の活用方法を紹介した記事をピックアップしてお届けします。※記事を読んでクイズに回答すると【最大100a】を進呈します。
広島大学医学部に入学後、気合と根性のヨット部に熱を入れた6年間を経て、卒後の進路として木内先生が選んだ診療科は? やはり、医師の父から影響を受けた要素が大きかったそうです。各医学部OBをインタビューでつなぐ本企画、広島大学リレー・木内良明先生編の第2回は医学部卒業後のお話です。名門・イェール大学への留学の話も合わせてうかがいました。
自身の過酷な勤務体験から生まれた小説『受け手のいない祈り』(新潮社)が話題となっている医師で小説家の朝比奈秋氏。2025年5月末にNHKで放送されたETV特集「“断らない病院”のリアル」を見て、かつての当事者として思ったことを特別にご寄稿いただきました(全3回の1回目)。