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愛らしい鳥獣や畏怖を抱かせる空想上の生き物を表現した絵画・陶磁器を紹介する展覧会「珍獣、瑞獣、怪獣!―シンボルの造形美」(読売新聞社など主催)が6月7日、北九州市門司区の出光美術館・門司で開幕した。 絵画や陶磁器 50点 中国文化を根源に平和や権威、魔よけなどの象徴として登場する動植物に注目して企画。ゾウや鳳凰(ほうおう)を中心に群れる鳥獣を描き込んだ江戸時代の画家・伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風(び ...
百貨店の中元商戦がスタートした。価格高騰が続くコメの需要が贈答用でも高まる一方、商品の確保ができずに取り扱いを断念した店舗もある。ギフト市場が年々縮小する中、各社は工夫を凝らして需要の取り込みを図っている。 百貨店 コメに熱視線 岩田屋三越(福岡市)は6月4日、福岡市・天神の岩田屋本店に特設のギフトセンターを開設した。2日にはオンラインでの受注も始めており、九州産のコメ商品の注文が例年より約2割増 ...
「時の記念日」(6月10日)に合わせて、珍しい時計を公開する「時計歴史展」が北九州市門司区中町の「時計・宝石・めがねのヨシダ」で始まった。同店の創業は1885年(明治18年)で、営業年数と同じ140点を展示している。 門司の老舗時計店 毎年恒例で、今年は振り子代わりの玉がクルクル回りながら動く時計を初公開。江戸時代の和時計や明治時代の懐中型日時計、漫画キャラクターをデザインした時計なども並ぶ。 吉 ...
福岡県筑後市の九州芸文館で、羊や象、猫、鳥など動物をモチーフにした絵画や彫刻などの作品を集めた企画展「動物たちに囲まれて―身近なトモダチ―」が6月15日まで開かれている。 会場には、馬を描いた坂本繁二郎の油彩画「放牧場」、柴田善二が手がけたオランウータンやイボイノシシの木彫、久留米絣(かすり)で十二支にちなんだ動物などをユーモラスに織った松枝玉記の作品、竜や鳳凰(ほうおう)といった伝説上の動物の水 ...
大型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」(宮崎市)を運営するフェニックスリゾートは6月6日、高層ホテルなどの改装に乗り出すと発表した。最大4人で宿泊できる部屋を拡充するなどして家族連れを呼び込む狙いで、2026年中の完成を目指す。 家族連れに照準 同日から「フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー」に改称した高層ホテルでは従来、夫婦など2人での利用が目立っていたが、全約730室の ...
水俣湾で見つかったタツノオトシゴの新種「ヒメタツ」をモチーフに製作されているピンバッジの人気が高まり、熊本県水俣市が一般向けの販売を始めた。100個限定だが、売れ行き次第で追加も検討する。 新種のタツノオトシゴ ヒメタツは地元のダイバーらが見つけ、2017年に新種と判明した。水俣病の原因物質メチル水銀で汚染された「苦海」から再生した水俣湾の象徴的な存在となっている。 市は23年、翌年の干支(えと) ...
山口県長門市が、市出身で「伝説の家政婦」として知られる料理研究家のタサン志麻さんによるクッキング動画を4月から毎月1本のペースで動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿している。中身は一見、市民向け料理番組形式だが、志麻さんがお気に入りの地元産品を使って斬新なオリジナル料理を作るとあって、「見ているだけで食べたくなる」と視聴者の注目を集めている。 動画は「タサン志麻のふるさとキッチン」(いずれも約10 ...
宮崎を代表する大型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」(宮崎市)の宿泊3施設の名称が6月6日に新しくなり、運営するフェニックスリゾートは、新たに導入した電動ゴーカートなどの2種類の遊具施設を公開した。今後、高層ホテルの改装も進める予定で、元々利用の多い中高年の夫婦などに加え、子ども連れのファミリー層も楽しめる仕掛けを打ち出し、誘客につなげる考えだ。 シーガイア・サーキット 電動ゴーカ ...
産後うつを予防しようと、福岡県大木町は2025年度、瞑想(めいそう)法を活用した「マインドフルネス」で妊産婦の心身の健康を目指す事業を始めた。新興企業と連携したオンライン講座で、迅速な支援が難しい夜間や休日でも受講できる。町は「産後まもない母親らに寄り添い、孤立を防ぎたい」としている。 <マインドフルネス> 初期の仏教瞑想に由来した脳や心を休息する方法。大木町が事業委託したメロンによると、ストレス ...
スナック菓子メーカー「湖池屋」(東京)は6月5日、福岡県宗像市とのコラボ商品「湖池屋プライドポテト 日本の神業 九州焼(やき)のり醤油(しょうゆ)」(52グラム、参考小売価格税抜き170円前後)を同市の道の駅むなかたで先行発売した。9日からコンビニエンスストア、16日からスーパーなどで全国販売する。 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録にちなみ、2018年に商品化。今年で8回目の ...
身近で愛らしい鳥獣や、畏怖を抱かせる空想上の生き物などがモチーフとなった、絵画・陶磁器を紹介する展覧会。伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風(びょうぶ)」(18世紀)をはじめ、古代中国や近現代の日本で生まれた名品が一堂に会する。平和や富貴、権威、魔よけなど、人々の想(おも)いを具象化させた象徴としても描かれた動植物。その豊かな作品世界の、造形や真意に迫る。 開館25周年記念「珍獣、瑞獣、怪獣! ―シンボルの ...
大相撲の冬巡業「久留米場所」が12月7日、福岡県久留米市東櫛原町の久留米アリーナで開催されることになり、日本相撲協会の枝川親方(元幕内・蒼樹山)らが6月5日、久留米市役所に原口新五市長を訪ね、巡業をPRした。 枝川親方が久留米市役所でPR 久留米市内での巡業は7年ぶり。横綱や大関を含む幕内力士、行司ら裏方も含めて計約200人が参加予定。午前9時開場で、公開稽古や取組、禁じ手を面白おかしく紹介する初 ...