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教員給与特別措置法(給特法)改正案の審議が参議院で始まった。衆院での法案修正で時間外勤務の削減目標が附則に盛り込まれたが、実効性の確保が課題となっている。実現の道筋を明らかにするよう求める議論が続きそうだ。
文科省は、今年3月の高校卒業者の就職状況を発表した。3月末現在で98・0%と前年同期比と同水準。就職希望者12万8914人のうち、就職者は12万6316人だった。 男女別では男子が98・4%、女子が97・3%。学科別には「工業」が99・4%、「水産」が98・9%、「商業」が98・8%、「農業」が98・6%、「総合学科」が97・8%、「普通」が96・2%だった。都道府県別の就職率は福島県(99・9% ...
東京都練馬区立の学校が、保護者に説明することなく、余った学校徴収金をユニセフに寄付していたことが明らかになり、同区教委は、この学校を指導していたことが分かった。寄付額は27円。保護者への説明が欠けていたことを問題視した。 この学校の保護者が令和6年度決算書の教材費の支出内訳に「ユニセフ募金 27円」と記載があることに注目。「事前に説明を受けていない」と教委に相談していた。
小川 真悟 高知市立春野中学校校長 CSで持続可能な学校づくり (2) より納得いく結論に至るよう熟議  春野中学校は、高知市の南西にあり、全校生徒231人の中規模校。校区には、二… 課題解決と「課題創造」の力 デザイン思考を日々の授業で  東大がおよそ70年ぶりに新設する学部の名称は「Utokyo College of Design」。カリキュラムは「デザイン… ...
東京都教委は全日制高校で不登校経験のある生徒を受け入れる環境を整える。登校時間を午前10時30分までとし、別室でのオンデマンド授業などを実施する。定時制・単位制のチャレンジスクールのメリットを全日制に取り入れる。 22日に開かれた定例会で、都立深沢高校を「新たな受入環境充実校」として改編することを報告した。 都教委は不登校経験者などに向けて定時制課程の単位制高校「チャレンジスクール」を設置している ...
中学校の技術・家庭科の見直しをめぐり、文科省は別々の教科に分割する方向性を示した。技術科で情報技術を活用したものづくりを充実させる。両教科の必修は続ける考えだ。 次期学習指導要領を議論している中央教育審議会の教育課程企画特別部会で22日、提案した。前回の会議でも、内容が違う分野を別々の教員が指導していながら成績評価を一つに記載していることの課題を指摘していた。 新たな技術科では、現在の情報領域だけ ...
校長の航行術 津田秀司 元広島県公立小学校校長(初任者指導拠点校指導員) 学校内・地域の声聞き、判断力養おう 穏やかな瀬戸内の海を見ていると、冬の日本海は荒々しく感じる。船の航… 2025年5月 ...
阿部俊子文科相は20日の閣議後会見で、登下校中の児童に車が突っ込む事件が相次いでいることについて、「連続して発生しているのは異例の事態。全国の教育委員会に注意喚起をした」と述べた。今月に入ってからは、1日に大阪市西成区、14日に埼玉県三郷市、19日に福岡県筑紫野市で事故が発生した。文科省として詳細を分析し、対応を検討するとした。
東京都教委が都内の公立学校の教職員を対象に調査したところ、回答者の約2割が過去5年の間に保護者などからのハラスメント被害に遭っていたことが分かった。9日にあった有識者会議の初会合で報告された。 調査は4月4日~30日、都内の公立学校の全教職員対象にウェブ上で実施。1万1044人が回答し、結果を速報値として公表した。 過去5年間に、社会通念に照らして疑問を感じる言動や行為を受けた経験があるかを尋ねた ...
大型連休を終え、学級の課題が明確になってくる時期となった。子どもたちが同じような不満を口にする、子どもたちの中に軋轢がある、教師への反発や反抗的な態度が見られる、といった状況は学級崩壊の兆しである。... 続きを読みたい方は、日本教育新聞電子版に会員登録する必要がございます。 2025年5月 ...
次期学習指導要領を議論している中央教育審議会の教育課程企画特別部会は12日、情報教育の充実について議論し、文科省が小中高を通じて教育内容を拡充させる方針を示した。小学校では総合的な学習の時間を中心に一定の時間を確保し、中学校の技術・家庭科の技術分野では扱いを広げる。具体的な学習内容などは秋以降に開く専門のワーキンググループで検討する。 現在、中学校では技術分野の4領域の一つの「情報の技術」に指導内 ...
校長の航行術 津田秀司 元広島県公立小学校校長(初任者指導拠点校指導員) 学校内・地域の声聞き、判断力養おう 穏やかな瀬戸内の海を見ていると、冬の日本海は荒々しく感じる。船の航… 2025年5月 ...