久しぶりに真面目な話をしてみる。 ここ数週間、特に目に留まった、興味深い経済動向がある。米系有名企業を中心に、反DEI活動（これまでDEI（＝diversity, equity and inclusionの略）を推進してきた企業が、当該活動の縮小または撤廃を発表する動き）が相次いでいるのだ。 ※ご存知ない方は「反DEI ...

米国企業が、ダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン（DEI）の取り組みの推進をめぐって揺れています。大和総研の中澪さんが、NASDAQの ...

この様な動きはDEIバックラッシュ（Backlash）と呼ばれています。この影響を受けて、DEI推進の取組を後退させる企業が相次いでいます。 1月6日、米マクドナルドが多様性確保に関連する目標の廃止、サプライチェーンでのDEI宣言の取り下げなどを発表しました。

トランプ米大統領がDEI政策を標的とした大統領令に署名してから1カ月が経ち、 DEI に対する攻撃は苛烈さを増した。今回は、現在の DEI への攻撃とそれがコミュニケーション専門家に何を意味するかについて、独立系コミュニケーションエージェンシーのある幹部社員に話を聞いた。

政治的なバックラッシュ. なぜdei施策を見直す動きが広がっているのか。大きな要因は政治的なバックラッシュ（揺り戻し）だ。近年、保守派による反deiの動きが活発化しており、多様性尊重に対する逆風が強まっている。

近年、世界ではダイバーシティに対する保守的な反動、いわゆる「バックラッシュ」が広がっている。米国でのトランプ前大統領の再当選や ...

近年、世界ではダイバーシティに対する保守的な反動、いわゆる「バックラッシュ」が広がっている。米国でのトランプ前大統領の再当選や ...

多様性・公平性・包摂性（dei）への取り組みを後退させる米企業が相次ぐ中、会員制倉庫型量販店のコストコ・ホールセールはそれを維持する ...

SDGsへのバックラッシュなのか、企業は冷静な見極めが必要だ 米国では第二次トランプ政権が誕生し、EUでも右派政党が各国で台頭している。 気候変動対策やDEI施策への否定的な動きが広がる中で、2030年のゴールを目指すSDGsは逆行するのか。