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2020年、コロナ禍で登校や部活動が次々と制限される中、中高生はどんな感情を胸に、どんな景色を見ていたのだろうか。 辻村深月さんの『この夏の星を見る』(KADOKAWA)は、「今の時代」を活写した青春群像小説。発売1か月で3刷目の重版が決定し、多数の ...
かつて新聞の読書面をつくる仕事をしていたが、いまはBOOKウォッチのライター。この30年、メディアが変わった割に本は変わらないと思う。本が好きな人のためのネット空間でありたい。 当サイトご覧の皆様! おすすめの本を教えてください。
江戸は木挽町の芝居小屋の裏通り。雪の降る夜に起きたあだ討ちの一部始終を、この小屋にかかわる町民6人とあだ討ちを成し遂げた武士本人が語りつくす物語『木挽町のあだ討ち』(新潮社)が上梓された。全編が一人語りという仕立てで ...
自身の少女時代をそう表現するのは、女優の松岡茉優さん。子役からスタートし、映画やドラマなど数々の作品で主演を務めてきた実力派だ。少女マンガ雑誌「ちゃお」になぞらえて、「元気いっぱいガール」だったという。いまも明るい笑顔が魅力だが ...
戦争を扱った本は多いが、本書『太平洋戦争の収支決算報告』(彩図社)はなかなかユニークな視点の一冊だと思った。「戦費・損失・賠償から見た太平洋戦争」という副題がついている。あの戦争で日本は一体どれだけのものを失ったのか。それを多角的 ...
ある日の夜、これまで普通に暮らしていたあなたの子どもがいつになっても帰ってこなかったら...。家出?誘拐?事故?親であれば誰もが眠れず、心配になるに違いない。 2017年4月、長崎市の高校2年生の勇斗(はやと)君もそうだった。父親は単身赴任 ...
2023年10月にアニメ化が予定されている、注目の中華風ファンタジー『薬屋のひとりごと』。花街の薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が人さらいに遭い、後宮に売られて下女に。ひょんなことから帝の寵妃・玉葉や宦官・壬氏(ジンシ)に気に入られて毒見役と ...
本書『妓生(キーセン)――「もの言う花」の文化誌』(作品社)は、韓国の「妓生」の歴史をたどり、そのルーツや、現代にいたる変遷、さらに日本との関係などをまとめたものだ。貴重な写真や絵柄も多数収録されている。韓国や日本の史料をもとにした ...
2月20日発売の「AERA(アエラ)2023年2月27日増大号」(朝日新聞出版)の巻頭特集は「ウクライナ戦争1年」。2月24日で1年となるこの戦争について、歴史人口学者のエマニュエル・トッドさんとジャーナリストの池上彰さんによる緊急対談が掲載されている。
華々しい王家の歴史。実はツッコミどころが満載だった?! 歴史人物たちの驚きのエピソードを紹介する、『明日誰かに話したくなる 王家の話』(KADOKAWA)が発売された。 著者は「よつばch」を運営する、「世界史ゆっくり解説系YouTuber」の弥嶋よつばさん。
あの「生協の白石さん」が40代の父親に「地球全土規模の非推奨プランです」と回答。どんな相談? 当サイトご覧の皆様! おすすめの本を教えてください。
外国人の若い女性が店を出ていく背中に、店長の近藤裕子さんが明るく声をかけた。東京・荒川区の日暮里駅から徒歩7分ほど、住宅街の中に「パン屋の本屋」はある。 ひぐらしガーデン内の「パン屋の本屋」 表紙がよく見えるように工夫されたレイアウト ...