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第1回贈りものに選ばれた本は「手紙」/BUMBLE BEE BOOKS(三重県)羽山仁美さん 2025年4月より、小社の雑誌「図書」にて、インタビュー連載「子どもの本を手渡すひと」がはじまりました。こちらでも順次記事をお読み ...
「韓国、戒厳令?っていうのが出されたらしいよ」 夜11時半、「寝る前に何の変な冗談いうの」と言う私に、彼女がテレグラム(メッセージアプリ)のチャンネルからロシア語の速報を見せてくれました。頭の中が、はてな、はてな、はてなだらけになり、絶対に北からの攻 ...
大和田佳世(聞き手・文) jr名古屋駅から特急「南紀」で二時間半。三重県 北牟婁郡 ( きたむろぐん ) 紀北町の紀伊長島駅に着いたのはお昼頃だった。 駅前ロータリーは静かで、タクシー乗り場らしきものも何もない。
2024年、母校の大阪大学の総長選がありました。「選」とはいえ学生はもちろん教員たちにも選挙権はないので委員会による「選考」に過ぎませんが。二人の候補のうちの一人が、外国人留学生の授業料だけを10%上げるという構想を、非公開の所信表明の時に明かしたことが分 ...
イメージとは何か、ということが目下の私の関心事である。何をいまさらと思われるかもしれない。ちまたにイメージは溢れているし、一九九〇年代のいわゆる「イコン的転回」以降、書名にイメージを冠した著作は、美術や表象の分野にとどまらず、文学、哲学、人類学など、広範な ...
[巻頭エッセイ]並木重宏「障害のある研究者が活躍す」──博士号を取得し,アメリカの研究所で博士研究員として新たな一歩を踏み出した矢先,進行する病のため,キャリアの岐路に立たされた。帰国後,半年の入院生活を経て車椅子で大学に復職することになったものの,「障害 ...
岩波書店が運営する、連載、新刊特集、イベントレポート、コラムなど本と本にかかわる世界を楽しんでいただくポータル ...
5/23(金)紀伊國屋書店新宿本店で「広辞苑」初版刊行から70年を記念するトークイベントを行いました。当日は開場20分前から続々とお客様がお越しになり、早々にご用意したお席がなくなって、開演前には満席、立ち見が出るほどの盛況でした。
岩波ジュニア新書のロングセラー『人類が生まれるための12の偶然』『世界の国 1位と最下位』の著者である、眞淳平さんによるコンパクトな人類文明史、『人類の歴史を変えた8つのできごとI——言語・宗教・農耕・お金編』の重版を再開しました。人類史を根底から変えた出 ...
本年は、第二次世界大戦の終結から八〇年の節目にあたる。米国史では強制収容された日系アメリカ人史の見直しが必要になっている。強制収容された一世や二世はそれを「恥」と考え、戦後長い間沈黙し、黙々と働いて、一九六〇年代半ばには白人から「モデル・マイノリティ」と言 ...
『宮﨑駿イメージボード全集』の編集製作に携わる編集者の徳木吉春氏、株式会社スタジオジブリ出版部部長の額田久徳氏、長らくスタジオジブリの出版物を担当されてきたTOPPANクロレ株式会社の鈴木敬二氏より、本全集の魅力をその舞台裏から語っていただきました。
先日、紀伊國屋書店新宿本店にて、原田宗典『おきざりにした悲しみは』の刊行を記念するイベントが開催されました。当日おこなわれたトークショーの様子をお届けします。また、イベントで朗読されたエッセイ「美しいものを見た」を特別公開。本稿では、当日語られた同エッセイ ...