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コンテナ船「MAERSK SANA」(8540TEU)の船上で4月28日、爆発事故が発生した模様。英海事コンサルタントWKウェブスターによると、事故は北大西洋の英領バミューダ諸島の東約570キロメートルの海域で発生し、同船は航行不能になったという。船舶情報サイトのマリントラフィックによると、同船は4月25日、米ニューヨーク・ニュージャージー港を出港し、次の寄港地であるシンガポールに向けて航… ...
欧州のデータ分析大手ケプラー(Kpler)が1日発表したドライバルク貨物週間リポートによると、中国の今年後半の鉄鋼減産の可能性により、鉄鉱石需要に不透明感が漂っている。中国最大の上場鉄鋼メーカー、宝山鋼鉄は「(中国全体で)減産の可能性が高い」ことを示唆し、世界的な貿易制限の高まりに伴い、中国の今年の鋼材輸出が推定1500万トン減少すると予測している。【鉄鉱石】 ■イラン輸出縮小… ...
CBREが先月発表した国内LMT(大型マルチテナント型物流施設)の2025年第1四半期(1―3月期)の市場動向に関するリポートによると、首都圏のLMTの空室率は前期(24年10―12月期)から1・3ポイント上昇し11・1%となった。既存施設の空室が多い圏央道と国道16号エリアで新規供給が重なったことなどが響いた。これに対して、近畿圏の新規需要は歴代2位の高水準を記録した。首都圏で1―3月期… ...
伯方島(愛媛県今治市)に本拠を置く日本船主、春日海運(赤瀬敏興社長)は中国民営の新大洋造船に6万4100重量トン型(64型)バルカー2隻を追加発注した。納期は2028年4―6月。春日海運は船隊の核となる中小型バルカー全船を日本で建造してきたが、中国建造船の品質とコスト競争力の高さを評価して昨年1月、新大洋造船に64型2隻を発注。中国で初の新造整備に踏み切って以降、同造船所に同型1隻を発注したほか… ...
シンガポール船社スワイヤー・シッピングは2日、南太平洋航路に投入する多目的船3隻の使用燃料をB24(バイオ燃料混合比率24%)、B30(同30%)の第2世代バイオ燃料ブレンドに切り替えると発表した。長期的な持続可能性目標を支援し、排出量削減を目指す顧客により多くの選択肢を提供するとしている。スワイヤーは2024年8月、B24の試験を実施し、長期的にバイオ燃料を採用するための準備を進めてきた… ...
日本物流団体連合会は4月25日、東京都内で23日に第26回「物流連懇談会」を開いたと発表した。今回は西濃運輸の田口幸太郎副社長が「共創時代のロジスティクス戦略」と題して講演。会員企業の代表者や幹部ら60人が参加した。講演で田口副社長は、グループを統括するセイノーホールディングスの歴史や概要、社会貢献・環境推進の取り組みなどを紹介した後、物流業界の現状を説明。トラックドライバー数の減少予測や… 続き ...
韓国造船最大手HD現代グループは中小型船の成約も積み上げている。同船型を手掛ける子会社のHD現代尾浦は足元でLPG(液化石油ガス)船2隻を追加受注し、公表ベースで4月以降累計20隻成約した。HD現代尾浦は2日、LPG船2隻の受注を韓国取引所に告示した。発注者はアフリカ船主としており、詳細は明らかにしていない。契約総額が2122億ウォン(約1億4751万ドル、1ドル=1438・5ウォン)、1… ...
IMO(国際海事機関)の第83回海洋環境保護委員会(MEPC83)は、船体に付着した生物の越境移動を防止する船体付着生物管理に係る法的枠組みの検討を進めていくことで合意した。有害な水生生物が国境を越えて移動するのを防ぐ狙い。新たな国際条約の策定につながる可能性もある。IMOは4月7―11日、英ロンドン本部でMEPC83を開催。船体に付着した有害水生生物の越境移動防止を目的に、船体の水中洗浄… ...
デスク 米通商代表部(USTR)は4月17日、米国以外で建造された自動車船に入港料を課すと発表した。海運会社の受け止めはどうか。A USTRは2月、米国向けのサービスに従事する中国関係船に入港料を課すと発表しました。公聴会で関係各所から反発を受けたため、空荷で入港する船舶の入港料が免除されるなど原案から見直しが行われました。ただ、原案にはなかった非米国建造自動車船に対する入港料が盛り込まれ… ...
昨年、複数の舶用エンジンメーカーで確認されたNOx(窒素酸化物)放出量確認の試験値(検査データ)改ざんという不適切行為の防止に向けて、国の検討会で不正の「動機の正当化」を許容しない仕組みづくりを求める意見が上がった。他業界でも「顧客のため」という動機によって不正行為が正当化されるケースが散見されていることを踏まえたものとみられる。国土交通省海事局は引き続き有識者を交えた検討会を開き、再発防止に向… ...
米UPSはこのほど、医薬品などの温度管理物流(コールドチェーン)に強みを持つカナダのアンドラウアー・ヘルスケア・グループ(AHG)を約16億ドル(約2300億円)で買収することで最終合意した。AHGのコールドチェーン施設や輸送網を取り込み、医薬品や医療機器メーカーの高度な物流需要への対応力を高める。UPSが4月24日発表した。AHGは、医療業界向けの物流、配送、包装などの3PL(受託物流)… ...
ニュージーランド船社アマカップは1日、自動車船大手ワレニウス・ウィルヘルムセン(WW)が同社への出資比率を65%から100%に引き上げたと発表した。アマカップは今回の出資拡大について、両社のシナジー(相乗効果)を強化し、アジア―オセアニア間での成長機会の創出を狙う戦略的な動きだと説明する。ワレニウス・ウィルヘルムセンは2007年にアマカップに出資。22年には、将来的な完全買収を視野に入れ、… ...
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