トランプ米大統領が、イランの核施設攻撃を1945年の日本への原爆投下になぞらえて正当化した。訪問先のオランダで語った。 米軍による原爆投下は二つの都市を破壊し、20万人を超える犠牲者を出した。放射性物質を浴びて苦しむ人は今なお大勢いる。

［ワシントン ２６日 ロイター］ - ヘグセス米国防長官は２６日、イランが米軍の空爆前に濃縮ウランを移動させた可能性を示唆するいかなる情報も認識していないと言明した。

イランのセアダット駐日大使は、停戦を仲介したアメリカのトランプ大統領について、「イランへの攻撃命令を出した当事者であるが、無条件での対話を呼びかけた人物でもある」と述べ ...

アメリカのヘグセス国防長官は26日、イランの核施設への攻撃が限定的だったとする報道に激しく反論し、「イランの核能力を破壊させ、消滅させた」と成果を強調しました。 ヘグセス国防長官： トランプ大統領は、戦争を終わらせる条件を整えたのだ。壊滅、全滅、破壊 ...

ヘグセス米国防長官は26日に開いた記者会見で、イラン核施設に対する攻撃の効果に疑問を呈するメディア報道を強く批判した。だが、核施設の被害状況に関する新たな情報は提供しなかった。

トランプ大統領は「イランの主要な核濃縮施設が完全に破壊された」と宣言したが、リークされた国防総省作成の初期評価は「濃縮ウランも遠心分離機もほぼ無傷」と指摘し、欧州各国に提供された予備的評価も「核施設に対する構造的な破壊は不十分」「濃縮ウランもほぼ無傷 ...

トランプ政権は、被害は限定的だとする国防総省傘下の情報機関の初期評価を伝えた米メディア報道の否定に躍起になっている。ヘグセス氏は、評価は暫定的なもので「信頼度は低い」と述べた。会見には米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長が同席した。

公明党の斉藤鉄夫代表は２６日、広島、長崎への原爆投下を引き合いに米軍によるイランの核施設攻撃を正当化したトランプ米大統領の発言について「原爆投下を正当化する発言であり、極めて遺憾だ」とＸ（旧ツイッター）に投稿した。

林芳正官房長官は２６日の記者会見で、トランプ米大統領が広島、長崎への原爆投下を引き合いに米軍によるイランの核施設攻撃を正当化した発言に関する直接的言及を避けた。米国で原爆投下が第２次大戦を終わらせたとする意見が根強いことへの見解を問われ「歴史的な事象 ...

広島・長崎への原爆投下を引き合いに、イランへの攻撃で「戦争を終わらせた」と成果を誇ったトランプ大統領。ただ、その成果を巡ってはメディアと真っ向対立となっています。【画像】イランへの攻撃を正当化したトランプ大統領　NATO＝北大西洋条約機構の首… ...

（トランプ大統領） 「あの攻撃が戦争を終わらせた。広島や長崎の例を使いたくないが戦争を終わらせたということでは本質的に同じだ」 トランプ大統領は、25日の会見でアメリカ軍によるイランの核施設への攻撃について、第2次世界大戦での広島や長崎への原爆投下を引き合いに、あの攻撃が戦争を終わらせた」 と発言。攻撃を正当化しました。 この発言に対し、被爆地からは怒りの声が上がりました。 （鈴木 長崎市長） ...

トランプ米大統領はＢ─２爆撃機によるイランの核施設への攻撃を命じたことで、軍事力行使に消極的な従来の姿勢を転換し、米を直接的に外国の戦争に巻き込み、「米国第一主義」の支持者の多くを憂慮させた。