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2025年度から帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になった。対象は原則65歳になった人だ。定期接種開始の影響について愛知医科大学皮膚科学講座教授の渡辺大輔氏は、「自費ではこれまでも50歳以上に打つことができていた。今回、定期接種の対象を65歳以上とした理由として ...
デンマークStatensSerumInstitutのNiklasWormAndersson氏らは、1997~2018年に同国で生まれた小児を対象に、アルミニウム吸着ワクチンの接種によるアルミニウム曝露量と、5歳時点までの自己免疫疾患、アレルギー性疾患、神経発達障害の発症リスクを検討する大規模コホート研究を行ったところ、ワクチン ...
2025年6月から少しずつ入荷困難となっていた沈降破傷風トキソイド「生研」が、7月からいよいよ全く手に入らなくなった。製造販売元のデンカと販売元の田辺三菱製薬によると、製造工程の適格性の検証結果に疑義が生じて限定出荷としていたが、その再検証にさらなる時間を要することが原因とされている。… ...
むち打ち(頸椎捻挫)は、交通事故診療で最も頻度が高い、代表的な傷病でしょう。多くのむち打ちは軽症であり、数週間から3カ月程度で自然軽快するケースが大半です。しかし、臨床現場では、むち打ち患者さんとのトラブルが後を絶ちません。中には、治療や説明に不満を抱いた患者さんが、SNSで実名投稿 ...
カナダMcGill大学のUgochinyereVivianUkah氏らは、米国とカナダの妊娠を望む女性を対象にコホート研究を行い、日常的に差別を受ける頻度および人生を通じた差別体験を調査して受胎確率との関係を検討したところ、被差別経験が多い女性は「ない」と答えた女性に比べ、受胎確率が低かったと報告した。結… ...
「大都市型」の医療圏にある医療機関に主に勤務する医師の4割ほどが「地方都市型」の医療機関で非常勤勤務を行い、主たる勤務先が「地方都市型」の医師の約2割が「過疎地域型」で非常勤勤務を行っていることが明らかになった。地方都市や過疎地域の医療が非常勤医師によって支えられていることが示唆さ… ...
中国四川大学のRunyuYe氏らは、降圧薬服用のタイミングが夜間血圧に与える影響を調べるために、就寝前服用と朝服用のランダム化比較試験を行ったところ、12週間後の夜間血圧は就寝前服用群の方が良好だったと報告した。結果は2025年7月9日のJAMANetworkOpen誌電子版に掲載された。
皆さん、こんにちは。高齢者、または末期がん患者と関わっている中で、患者の活気がなくなってきたとき、もう仕方がないと思ってはいないでしょうか。ある患者の例を紹介します。100歳近い超高齢の進行腎細胞癌患者の宮田さんが、浮腫と呼吸困難で緩和ケア病棟へ緊急入院されました。年齢のため、もと ...
疼痛に関する診療ガイドラインはいくつか存在するが、慢性疼痛全般をカバーするものとしては、厚生労働省の研究班が監修した「慢性疼痛診療ガイドライン」がある。このガイドラインは日本ペインクリニック学会のほか、日本運動器疼痛学会、日本口腔顔面痛学会、日本頭痛学会など計10学会で構成されるワ ...
先日、数年ぶりに友人にばったり会った。お互いの近況を伝え合っていたところ、友人がぽつりと「実は仕事を辞めちゃったんだ」と口にした。彼女は有料老人ホームで、看護師として生き生きと働いていたはず。「何かあったの?」と尋ねたところ、「守秘義務があるから詳細は言えないけれど」と前置きした ...
国立がん研究センターの田中宏和氏らは、国勢調査と人口動態統計のデータをリンクする手法を用いて、日本人の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による特異的死亡率と年齢標準化総死亡率の特性を比較する研究を行ったところ、総死亡率と同様のパターンも見られたものの、特異的死亡率の増加には大家 ...
ミヤBM錠(一般名:酪酸菌製剤錠)の薬効分類・副作用・添付文書・薬価などを掲載しています。「処方薬事典」は日経メディカルが運営する ...