Nuacht

天の川銀河を含めた近傍宇宙に存在する円盤銀河には、若い星からなる薄い円盤と、年老いた星からなる厚い円盤の二層構造が見られる。このような層構造が、いつ、どのように形成されたのかはこれまでわかっておらず、観測能力の制限のため遠方銀河に二層構造があるのかど ...
史上3例目の恒星間天体「アトラス彗星」(3I/ATLAS)が発見された。直径20kmほどとみられ、過去の2例よりもかなり大きい。11月中旬ごろには明け方に13等程度で観測可能になりそうだ。
今回観測されたX線バーストを起こす中性子星は宇宙に多く潜んでいる。ニンジャサットのような超小型衛星を活用した観測が、X線連星の進化の理解や時間軸天文学の進展につながることが期待される。
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2025年8月号は7月4日(金)発売です。特集「プラネタリーディフェンス」では、衝突する可能性のある小惑星から地球を防衛する最前線を紹介。付録は夏のイベントを一冊でまとめた「夏のおでかけダイアリー」です。
7月中旬ごろ、未明から明け方の東の低空で、明けの明星の金星とおうし座の1等星アルデバランが大接近して見える。 最接近は7月12日ごろで、1度未満まで近づく。その前後の期間も観察して間隔や並び方が変化していく様子を見てみよう。接近の様子は肉眼でもじゅうぶん楽しめるが、双眼鏡 ...
夕方から宵の西北西の低空に見えている水星が、7月4日に太陽から最も離れて東方最大離角となる。 日の入り45分後の高度は約8度とかなり低いが、水星としては好条件で、夕方に見える水星としては2025年で最も高い。金星のような目印になる天体が近くになく見つけづらいので、方位と高度を ...
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2025年8月号は7月4日(金)発売です。特集「プラネタリーディフェンス」では、衝突する可能性のある小惑星から地球を防衛する最前線を紹介。付録は夏のイベントを一冊でまとめた「夏のおでかけダイアリー」です。
月を模した高圧・高温実験とモデル計算を組み合わせた研究から、月の表側の地殻には塩素が非常に多く含まれていることが示された。表側は塩素で変質を受けた一方、裏側にはより始原的な地殻が残っているとみられる。
6月15日ごろから7月5日ごろまで、明け方の空に水星から海王星まで7惑星が全部見える。一度に全惑星を眺めることができるという珍しい機会だ(前回は2020年7月下旬ごろの明け方 、 次回は今年末の夕方)。6月27日ごろまでは下弦から新月に向かう月も同時に見える。 タイミングは日の出の1時間 ...
さて、今年2025年は巳(へび)年。その名もずばりの「へび座」は今月から来月にかけて宵空で見やすい星座だ。東西に分割された珍しい姿を、星々を丁寧につないで捕まえてほしい。
29日未明、温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶきGW」を搭載したH-IIAロケット50号機が種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは計画通りに飛行し、衛星は正常に分離された。H-IIAロケットの打ち上げは今回が最後となった。
カールツァイス双眼鏡の「SFLシリーズ」から、口径50mmを採用しながら、42mmクラスのコンパクトボディを実現した3モデル「ZEISS SFL 8×50 / 10×50 / 12×50」が登場。 ケンコー・トキナー ...