米クリーブランド連銀のハマック総裁は１日、米労働市場は依然として健全なように見えると指摘。ただ、この日発表された７月の雇用統計は「確かに失望を招く内容だった」と述べた。

７月の米製造業活動は５カ月連続で縮小した。受注の低調が続いたことに加え、雇用の縮小ペースが加速したことが響いた。 キーポイント ＩＳＭ製造業総合景況指数は１ポイント低下の48.0 ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は49.5 ...

米ミシガン大学が発表した７月の消費者マインド指数（確報値）は５カ月ぶりの高水準となった。株式相場の上昇を背景に、足元の景況感への楽観が広がった。一方でインフレ期待は低下した。 キーポイント ７月のミシガン大消費者マインド指数（確報値）は61.7 ...

：米供給管理協会（ＩＳＭ）が発表した７月の製造業総合景況指数は48.0に低下。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は49.5。前月は49.0だった。同指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す。

米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のウォラー理事とボウマン副議長（銀行監督担当）は１日、利下げへの慎重姿勢を継続することが労働市場に不必要な打撃を与える恐れがあるとの懸念を示した。

今回の雇用統計は予想よりも弱く、マクロ経済の不透明感が高まる中で企業が様子見姿勢を続けていることがうかがえる。雇用の伸びの鈍化はここ数カ月続いており、この傾向が続けば、米金融当局に秋の利下げを迫る可能性がある。

デンマークの製薬大手 ノボノルディスク の株価が急落している。通期業績見通しの下方修正や新最高経営責任者（ＣＥＯ）の任命などが影響し、１日には時価総額で欧州のトップ10企業からも転落した。

マクロ取引をよく知るクリス・ロコス氏は初めて、自身のヘッジファンドで顧客に現金を返還する準備を進めている。スティーブ・コーエン氏やケン・グリフィン氏といった著名な資産運用者と同様に、ロコス氏もファンド規模を抑制すべく資本受け入れを制限する動きに加わっている。

７月の米雇用統計によると、米雇用者の伸びはこの３カ月に大きく減速したことが明らかになった。経済を巡る不確実性が広がる中で、労働市場のペースが落ち始めていることが改めて示唆された。

７月の米雇用統計では、雇用者の伸びが予想以上に減速した。経済を巡る不確実性が広がる中で、労働市場のペースが落ち始めていることが改めて示唆された。 非農業部門雇用者数（事業所調査、季節調整済み）は前月比７万3000人増 エコノミスト予想の中央値は10万4000人増 前月は１万4000人増（速報値14万7000人増）に下方修正 家計調査に基づく失業率は4.2％－前月は4.1％ 市場予想4.2％ 統計の ...

１日午前の米国債相場は上昇。７月の雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことを受けて、利下げ観測が強まった。 米２年債利回りは15ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）急低下して3.80％。10年債利回りは８ｂｐ低下。 金利スワップ市場では９月の0.25ポイント利下げ確率を66％と織り込んだ。10月利下げは完全に織り込んでいる。 関連記事： 米雇用者数の伸び、予想大きく下回る－失業率は ...

：米国の非農業部門雇用者数（事業所調査、季節調整済み）は、７月に前月比7.3万人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は10.4万人増だった。前月は1.4万人増。速報値は14.7万人増だった。