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コンテナ船「MAERSK SANA」(8540TEU)の船上で4月28日、爆発事故が発生した模様。英海事コンサルタントWKウェブスターによると、事故は北大西洋の英領バミューダ諸島の東約570キロメートルの海域で発生し、同船は航行不能になったという。船舶情報サイトのマリントラフィックによると、同船は4月25日、米ニューヨーク・ニュージャージー港を出港し、次の寄港地であるシンガポールに向けて航… ...
【中部】日本トランスシティは1日、2025年3月期連結経常利益予想を88億円に上方修正すると発表した(修正前は78億円)。倉庫業と国際複合輸送業が当初見込みより順調に推移した上、料金の適正化や生産性向上・費用削減、新規業務の稼働、営繕計画の見直しなども寄与して、売り上げ・利益ともに前回予想を上回る見込みとなった。売上高を1247億6000万円(同1240億円)、営業利益を78億円(同68億… 続き ...
IMO(国際海事機関)の第83回海洋環境保護委員会(MEPC83)は、船体に付着した生物の越境移動を防止する船体付着生物管理に係る法的枠組みの検討を進めていくことで合意した。有害な水生生物が国境を越えて移動するのを防ぐ狙い。新たな国際条約の策定につな ...
いま中国から北米向けの出荷はほぼ止まっているようだが、船社側は大規模な欠便などを実施することで船腹供給量の削減を進めている。マースクとハパックロイドのジェミニは欠便については実施しないものの、船型小型化によって対応する方針という。
海上保安庁は「人事院規則(採用試験)の一部改正」を受けて、1979年度から女子学生の採用を開始した。海上保安学校10月期試験に合格した9人が入学。翌80年9月に卒業し、憧れの「白い巡視船勤務」の夢をかなえた。これが公表されている女性海上保安官誕生の記録である。だが、それよりも32年前の48年6月、第五管区海上保安本部(神戸市)では海運局などから〝出向採用〟された複数の女性職員(本人証言)が… ...
台湾船社のTSラインズはこのほど、2025年1―3月期の業績速報値(未監査)を発表した。売上高は前年同期比39%増の3億2550万ドル(約467億円)となる見通しで、運賃の上昇やサービス拡充が業績を押し上げた。期間中の平均運賃は1TEUあたり776ドルと、前年同期の558ドルから39%上昇。長距離航路サービスの拡充が寄与したとしている。一方で、同期間の輸送取扱量は38万4237TEU… ...
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は4月24日、グループ会社のNXフィリピンが3月22日の「世界水の日」を記念し、同日にマニラ近郊のタギッグ市で清掃活動を行ったと発表した。国連は3月22日を「世界水の日」と定め、各国での水資源の開発や保全、啓発活動を推進している。NXフィリピンは、持続可能な社会の実現に向けた環境保護活動に積極的に取り組んでおり、今回、この水の日に合… ...
米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(民主党)は4月23日、同州の2024年の名目GDP(国内総生産)が4兆1000億ドルに達し、日本の4兆200億ドル(ドル換算)を上回ったと発表した。国際通貨基金(IMF)と米商務省経済分析局(BEA)の統計によれば、同州は米国、中国、ドイツに次ぐ世界4位の経済規模となる。成長率も6%と、米国(5.3%)、中国(2.6%)、ドイツ(2.9%)を大きく上… ...
上昇していたVLCC(大型原油タンカー)市況が一転して弱含んでいる。足元の中東―中国のスポット用船料はVLSFO(低硫黄油)使用で日建て4万9000ドルで、一般的な損益分岐点3万ドルはカバーできている。産油国の増産でカーゴは増えたものの、積み地の中東にはフリー船が集中し、70隻規模の余剰が発生。用船者は複数の船主からオファーを受けることになりそうで、用船者優位の市況展開が当面続く可能性がある。… ...
香港船主ワーコンマリタイムトランスポートは新造船の建造監督で中東地域に進出する。子会社のベンチャー・マリン・サービス(VMS)を通じ、アラブ首長国連邦(UAE)の荷主系海運会社AWシッピングが中国船舶集団(CSSC)傘下の江南造船で整備する世界最大級のVLEC(大型エタン運搬船)7隻とVLAC(大型アンモニア運搬船)4隻について、新造船プロジェクトの建造監督を受託した。ワーコンがビジネス向… ...
デンマークの国際物流大手DSVの1―3月期EBIT(利払い・税引き前利益、特別項目前、以下同)は、前年同期比6%増の38億6000万デンマーククローネ(DKK、約840億円)だった。海上・航空運賃の上昇により、フォワーディング(FW)部門の業績が改善した。特に海上貨物の取扱量が伸びた。ただし陸送とコントラクトロジスティクス(CL、物流一括受託)は減益だった。独DBシェンカーの買収により、2025… ...
◇兵機海運 単独経常利益は前の期比9%減の6億1800万円。主に前の期に貸倒引当金戻し入れ額を計上していた反動による。売上高は6%減の137億円、営業利益は5%増の5億4800万円。純利益は15%減の4億3500万円。セグメント別では、海運事業のうち内航が1%減収、営業利益が10%増の3億3900万円。主要顧客の工場設備更新による出荷休止期間があったのが影響した。外航事業は15%増収、営業… ...
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