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天竜川の西側、辰野町と箕輪町、南箕輪村、伊那市の河岸段丘に農業用水を送る「西天竜幹線水路(西天)」をバスで巡る見学会が14日、行われた。3町村の公民館が合同で開いた初企画で、参加者27人が流れに沿って主要な施設を訪問。米の価格高騰や品不足が続く中、100年前に水を引いて田んぼを作った先人の努力に思いをはせた。
岡谷市は14日、諏訪地方の高校生が大学生と企業の商品開発を進め、ふるさと納税の返礼品を目指す「おかやPBL(課題解決型学習)」のキックオフミーティングを市内で開いた。横浜市立大学の髙木俊雄教授の研究室との主催事業として、2年目を迎えた産学官連携プロジェクト。市内企業6社を前に、生徒と学生ら約20人が生成人工知能(AI)を活用して商品化へのアイデアを探った。
南アルプス北部地区に本格的な登山シーズンの到来を告げる第67回長衛祭と同地区の開山祭は14日、伊那市長谷と山梨県南アルプス市境の北沢峠(標高2032メートル)で開いた。山岳関係者や登山者ら約80人が出席。南アルプスの開拓者、竹澤長衛(1889~1958年)の遺徳をしのび、登山シーズン中の安全を祈願した。
1986年9月8日、茅野市米沢埴原田の棚畑遺跡から1体の土偶が出土した。高さ27センチ、重さ2.14キロの立像形の大型土偶で、妊娠した女性の姿を表している。約5000年前の縄文時代中期に作られたとされ、国内の土偶の多くは破壊された状態で見つかっている中、ほぼ完全な形で掘り出された。「縄文のビーナス」の愛称で呼ばれる国宝土偶だ。
日本映画界の巨匠、小津安二郎監督(1903~63年)が晩年に仕事場とした茅野市を舞台に開く映画の祭典「第28回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」の第1回組織・実行合同委員会は13日夜、市役所で開き、今年の会期を9月20~21日の土日2日間にすることを決めた。同映画祭の北原享企画室長(66)は「小津というブランドを茅野に残すことは将来にわたって間違いなく価値がある」と強調。市の補助金が昨年から減った分 ...
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