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茅野市米沢の棚畑遺跡から1986年に出土し、15日に国宝指定から30年の節目を迎えた土偶「縄文のビーナス」。同じく国宝の「仮面の女神」や数多くの遺跡を擁する同市では、これら文化遺産を貴重な地域資源と捉え、縄文時代の文化や精神性に関する学習と発信を重視する。観光面では、市内の文化財を含む県内の日本遺産を周遊する構想など、新たな動きも出ている。
辰野町を舞台にした映画「#ミチコイ☆道祖神」(仮題)の撮影が町内で始まった。16日までの予定で街中や天竜川沿い、かやぶきの館などで撮る。物語の大事なシーンは、ホタルの名所・松尾峡の辰野ほたる童謡公園でロケ。伊那市出身のタレント成美さん(35)がプロデューサーを務めている。
伊那市のJR伊那北駅周辺を会場に、高校生が主体となって地域を盛り上げようと10月25日に開く催し「17(いな)とりどり祭」に向けて14日、高校生実行委員会の結団式が同市山寺のきたっせで開かれた。メンバーは公募に応じた地元の3高校の1~3年生9人。企画運営や広報を手掛け、駅周辺の魅力を発信しにぎわいを生み出すイベントをつくり上げる。
諏訪地域の音楽愛好者らでつくる「すわびとオペラ」は8月10日午後1時30分から、「すわびとオペラ旅第8回公演・こうもり」を岡谷市のカノラホールで開く。今年に生誕200周年となるオーストリアの作曲家で、「ワルツ王」と呼ばれたヨハン・シュトラウス2世によるオペレッタの最高傑作。プロの声楽家や地域の子どもたちも出演し、愉快な喜歌劇を上演する。
箕輪町と宮田村が4月から職員の名札のデザインを変えた。いずれも顔写真の掲載とフルネーム表記をやめ、名字と所属部署のみの記載としている。宮田村はさらに名字を平仮名とローマ字での表記とした▼来庁者からのカスタマーハラスメント対策で、職員が安心して働くことのできる職場づくりが狙いだ。インターネットで名前を検索され、SNSなどで個人情報を悪用される可能性があることも理由に挙げられている▼幾つかの報道による ...
沖縄県の南西に位置する八重山諸島。豊かな自然と独自の文化が息づく八重山の古謡と民謡のライブ「二人唄会」が7月20日、下諏訪町町屋敷のスケールワークスギャラリーで開かれる。出演は長野県ゆかりの中島もえさんと石垣島在住の髙木真知子さん。諏訪地域では初めての開催といい、八重山の伝統的な島唄を諏訪の人たちに届ける。
天竜川の西側、辰野町と箕輪町、南箕輪村、伊那市の河岸段丘に農業用水を送る「西天竜幹線水路(西天)」をバスで巡る見学会が14日、行われた。3町村の公民館が合同で開いた初企画で、参加者27人が流れに沿って主要な施設を訪問。米の価格高騰や品不足が続く中、100年前に水を引いて田んぼを作った先人の努力に思いをはせた。
南アルプス北部地区に本格的な登山シーズンの到来を告げる第67回長衛祭と同地区の開山祭は14日、伊那市長谷と山梨県南アルプス市境の北沢峠(標高2032メートル)で開いた。山岳関係者や登山者ら約80人が出席。南アルプスの開拓者、竹澤長衛(1889~1958年)の遺徳をしのび、登山シーズン中の安全を祈願した。
岡谷市は14日、諏訪地方の高校生が大学生と企業の商品開発を進め、ふるさと納税の返礼品を目指す「おかやPBL(課題解決型学習)」のキックオフミーティングを市内で開いた。横浜市立大学の髙木俊雄教授の研究室との主催事業として、2年目を迎えた産学官連携プロジェクト。市内企業6社を前に、生徒と学生ら約20人が生成人工知能(AI)を活用して商品化へのアイデアを探った。
1986年9月8日、茅野市米沢埴原田の棚畑遺跡から1体の土偶が出土した。高さ27センチ、重さ2.14キロの立像形の大型土偶で、妊娠した女性の姿を表している。約5000年前の縄文時代中期に作られたとされ、国内の土偶の多くは破壊された状態で見つかっている中、ほぼ完全な形で掘り出された。「縄文のビーナス」の愛称で呼ばれる国宝土偶だ。
日本映画界の巨匠、小津安二郎監督(1903~63年)が晩年に仕事場とした茅野市を舞台に開く映画の祭典「第28回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」の第1回組織・実行合同委員会は13日夜、市役所で開き、今年の会期を9月20~21日の土日2日間にすることを決めた。同映画祭の北原享企画室長(66)は「小津というブランドを茅野に残すことは将来にわたって間違いなく価値がある」と強調。市の補助金が昨年から減った分 ...
⻑野⽇報社からのお知らせ フォトサービス 紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています 第50回信州書道展 紙面pdf 長野日報の紙面pdfをご覧いただけます 諏訪湖マラソン …外部リンク 毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン ...