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東京医科大学は6月30日、悪性化破骨細胞由来の細胞外小胞を介した前立腺がん骨転移進展メカニズムを解明したと発表した。この研究は、同大医学総合研究所 未来医療研究センター ...
京都大学は6月30日、高齢期(平均年齢73歳)に始めた楽器練習を継続することが、4年後の認知機能、脳構造、脳機能の加齢による低下を防ぐことを示したと発表した。この研究は、同大大学院総合生存学館の積山薫教授(研究当時、現:京都大学野生動物研究センター特 ...
北海道大学は6月30日、すい管腺がん(PDAC)の新たな代謝的脆弱性としてニコチンアミドアデニンジヌクレオチド( NAD )合成経路を同定し、さらにNAD合成経路の下流で機能するGPx4がPDACの治療標的であることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大学遺伝子病制御研究所がん制御学分野の園下将大教授、株式会社フライワークスらの研究グループによるもの。研究成果は、「Molecular ...
藤田医科大学は6月30日、抗がん剤シスプラチン(CDDP)の重大な副作用である難聴に対して、生理活性物質であるインスリン様成長因子1( IGF1 )が難聴の発症を防ぐ効果を持つ可能性を初めて明らかにしたと発表した。この研究は、同大耳鼻咽喉科・頭頸部外科学の山原康平講師らの研究グループと、京都大学の共同研究によるもの。研究成果は、「Hearing Research」のオンライン版に掲載されている。
明治安田厚生事業団体力医学研究所は6月26日、ふくらはぎ周囲長の変化と筋量の変化の縦断的な関係性について、世界で初めて検討した結果を発表した。この研究は、同研究所の川上諒子研究員(兼早稲田大学スポーツ科学研究センター招聘研究員)と早稲田大学スポーツ科 ...
ALSは、全身の筋肉が徐々に動かなくなっていく病気で、進行すると自分で呼吸することも難しくなる。そのような状態になったとき「気管切開下侵襲的人工呼吸器治療(TIV)」と呼ばれる治療が選択肢のひとつとなる。喉に穴をあけてチューブを入れ、機械で呼吸を助ける方法だ。
東京科学大学は6月30日、ワイン成分であるポリフェノールを活用して、抗体を搭載したナノマシンを創成し、抗体をがん細胞内の標的となる所にピンポイントで送達する新しい治療法を開発したと発表した。今回の研究は、同大総合研究院化学生命科学研究所の本田雄士助教、原口陽菜修士課程学生(当時)、西山伸宏教授、公益財団法人川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)らの研究グループによるもの。研 ...
畿央大学は6月26日、同大学が脊髄損傷患者に向けて開発したしびれ同調経皮的電気神経刺激(しびれ同調TENS)が、プラセボ効果よりも有意に「しびれ感」を改善することが明らかになったと発表した。この研究は、畿央大学ニューロリハビリテーション研究センターお ...
北里大学は6月27日、放射性医薬品による放射能汚染を迅速に可視化できる環境用ガンマ線カメラの開発に成功したと発表した。この研究は、同大大学院医療系研究科 ...
QLifePro医療ニュース 特集 早期がんから進行がんまで、 手術×免疫×AI時代の肺がん治療 いま、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の効果予測にもとづく、がん免疫療... 2023年07月27日 AM11:00 呼吸器外科医が目指すべき医学、 医療への貢献と未来像 これは呼吸器外科医のみならず全ての医師に ...
スタチンなどの脂質低下薬の使用が推奨される米国の患者数と実際にそれを使用している患者数との間には大きなギャップがあり、毎年何万人もの人が、脂質低下薬を服用していれば発症せずに済んだ可能性のある心筋梗塞や脳卒中を発症していることが、新たな研究で明らかに ...
名古屋市立大学は6月27日、世界各地から集めたEBVの遺伝情報(ゲノム)を解析し、このウイルスががんを引き起こす新たな仕組みを解明したと発表した。今回の研究は、同大大学院医学研究科ウイルス学分野の奥野友介教授、濱田太立講師、名古屋大学大学院医学系研究 ...